カール16世グスタフ国王及びシルヴィア王妃両陛下は、4月22日から25日の4日間、日本とスウェーデンの外交樹立150周年を祝うため日本を公式訪問しました。
両陛下には、確立したグローバル企業とスタートアップ企業両方の代表からなる、今までにない最高レベルの経済関係者の一行が同行しました。
国王王妃両陛下は訪日の期間中、天皇皇后両陛下に歓待を受け、また皇太子・皇太子妃殿下にお会いする機会もありました。そして最終日には安倍総理大臣主催の晩さん会が行われました。
主要イベントである日本スウェーデン ビジネスサミットでは、両国の企業幹部が破壊的なイノベーションの時代においていかに競争力を堅持し、真に革新的な社会を構築するかを話し合いました。六本木アカデミーヒルズで行われたこのイベントには250人以上の企業経営者が出席しました。
スウェーデン政府からはイブラヒム・バイラン政策調整・エネルギー大臣、およびアン・リンデ・スウェーデン外務省・EU貿易担当大臣が同行しました。両大臣は外務省、経済産業省、国土交通省の大臣・副大臣等と会合を行いました。
バイラン大臣はエネルギー貯蔵と運輸分野での協力プロジェクトを強調し、「日本とスウェーデンには共通の課題と可能性があります。政策、研究、商業開発で協力し合うことにより、持続可能な将来への移行を助け合うことができます。」と述べました。
リンデ大臣は日本スウェーデン ビジネスサミットで講演し、日本・EU経済連携協定により貿易と投資の両方に大きな可能性が開けることに言及しました。「今回の公式訪問は、スウェーデンと日本の産業界が、経済成長と雇用創出のため、両国の繋がりをより強固なものにしようという決意を示すものとなりました。」と感想を述べました。
国王王妃両陛下は、高齢化社会や、子どもに対する暴力的虐待撲滅に関するイベントないし研究プロジェクトにも出席しました。また持続可能性とユニバーサルデザインに焦点をあてた2020年東京オリンピックの準備についても説明を受けました。
訪問中の成果として、双方は以下を歓迎しました。
瑞日基金の提唱で政府の支援を得た、留学とインターンシップのための記念奨学基金。またスウェーデン文化交流協会は大阪大学のスカンジナビア言語を学ぶ学生がスウェーデンに渡航するための寄付を行いました。










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