PIONEERS

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オーサ・イェークストロム

漫画家・アニメ作家

オーサ・イェークストロム

日本在住スウェーデン人

一言: 日本に来る前は全く日本語ができませんでした。

オーサは10代の頃、テレビでアニメの「セーラームーン」を見て、すぐに虜になりました。それ以来、オーサはアニメとイラストに熱意を注ぎ、スウェーデンの漫画界のパイオニアとなりました。今は東京に住み、日本人向けに本や漫画を描いています。最近では北欧女子が日本でいろいろな体験をするというシリーズ本の新刊を出しました。オーサに彼女が漫画の中で描く、文化の中の不思議との出会いについて聞いてみました。

オーサさん、あなたは自分の夢を叶えましたが、ここに来るまでの話をしてください。

初めて日本を訪れたのは19歳の時でしたが、マルメにある漫画家養成学校で勉強するためスウェーデンに帰国しました。1990年代には漫画はなかなか手に入りませんでしたが、私が日本から戻ったころには「ドラゴンボール」が発売されて、人気が高まっていました。私がスウェーデンで初めて漫画を描いたということもあり、ちょうどよいタイミングでした。それで私はお金をもらって描くようになりました。その後8年間は日本とスウェーデンを行き来していましたが、最終的には日本にいたいと思うようになり、引っ越して来てしまいました。

何が日本に戻ってこさせたんだと思いますか?

東京に居ると飽きることがありません。いつも何かすることがあり、見るものがあり、発見があります。毎日私を幸せな気持ちにさせてくれる些細なことがあります。金箔がかかったアイスクリームが買えたり、キャンディーの形のフェイスマスクがあったり。日本に住んでもう7年になりますが、それでも毎日このような驚きに出会います。私の本では、私自身が北欧女子として出てきて日本の不思議を見つけます。でも読者からはスウェーデンについてもっと知りたいという声もあり、以前よりもスウェーデンについて描くようになっています。

面白いですね!両国の文化から本のネタにする内容はどう選ぶのですか?

日本の文化より自分の国のスウェーデンについて描くほうがずっと難しいです。この夏には私のルームメイトが2週間ほどスウェーデンに行く機会があったので、スウェーデンの不思議を発見するのにちょうどよかったです。例えば、夏にはスウェーデン人は外で食事をします、ずっとです。今までこれが変だとは思わなかったんですね。日本とスウェーデンはお互いに学ぶべきことがたくさんあると思いますが、似ているところもたくさんあります。日本人とスウェーデン人は性格的に似ていますが、働き方やジェンダーや平等についての考え方は、いまだに慣れませんね。でもそれでいいんです。ある国を好きになるのに、その国のすべてを好きになる必要はありません。そしてそれが私が描こうとしていることなんです。スウェーデンは、日本の集団主義的なところから学ぶことができると思います。スウェーデンはとても個人主義ですから。それも良し悪しなんですが、特にこれからはもっと人や私たちをとりまく環境に敬意を払う必要があると思います。

もし日本とスウェーデンの外交樹立150周年記念行事をするとしたら何をしますか?

自分が漫画家だからかもしれませんが、スウェーデンと日本の漫画家をたくさん招待して、交流会を開きたいですね。

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