PIONEERS

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オスカル・ブレケル

日本茶インストラクター

オスカル・ブレケル

日本在住スウェーデン人

一言: オスカルの急須コレクションは40点を超えます。

オスカル・ブレケルは北欧初の日本茶インストラクターと呼ばれる、小さな特別なクラブのメンバーです。オスカルさん自身はこの仕事を日本茶のソムリエと表現しています。日本のメディアに何度も登場している他は、世界を巡って日本茶の伝道をしています。今年お茶に対する情熱を書き下ろした2冊目となる書籍を発売したばかりのオスカルさんに話を聞いてみました。

オスカルさん、日本に、また特に日本茶に興味を持ったいきさつをおしえてください。

私の日本への興味は日本茶から始まりました。日本茶を通して日本の文化、その豊かな歴史、人々を知ることができました。日本茶を愛でるようになるまでには時間がかかりましたが、一度日本茶を知ると、それは恋物語へと発展しました。実は日本人の友人が資格を取って日本茶のインストラクターになるよう私を説得したんです。日々お茶に関した仕事をするというのは私にぴったりだと思い、日本茶の文化をスウェーデンに紹介したいと夢みるようになりました。しかし、インストラクターとしての資格を取るのはたいへんでした。講習の文書は全部日本語でしたし、最終試験に合格する確率は30%しかないと聞きました。大変な時もありましたが、日本茶に対する興味は決して衰えず、最後には資格を取ることができました。

あなたは2013年から日本に住んでいますね。日本茶に関心があることが日々の生活に役立っていますか?

日本茶のおかげで日本社会に溶け込むのが容易になったと思います。日本茶が初めて会う人でも、和ませてくれますし、日本人は、私がこのようなとても日本らしい文化の産物に造詣が深いことに魅力を感じてくれます。その結果いろいろな面白い人に出会う機会に恵まれ、それがまたスウェーデン人の日本茶インストラクターとしてのキャリアを磨く動機にもなっています。

自分は日本とスウェーデンの橋渡し役をしていると思いますか?

数少ない外国人で有資格の日本茶インストラクターとして、自然とお茶の世界ではスウェーデンを代表する人物ということになります。日本では私はよく「蒼い眼の日本茶伝道師」と言われます。私の文化的経験がスウェーデンと日本を近い関係にする機会を与えてくれています。スウェーデン人を対象として、もっと日本茶を紹介していきたいと思います。スウェーデンのおちついて座り甘いお菓子と飲み物を楽しむ「フィーカ」の文化は、日本茶をとりまく文化と相容れるものがあると思います。日本茶もチョコレートやクッキーと合いますから、両国の伝統を融合させることは可能かもしれません。私は日本茶をワインやコーヒーと同様に、嗜好品と考えてもらいたいです。

この業界が好きな理由は、日本茶は伝統と文化を継承するだけでなく、つねに進化を遂げているということです。お茶は現代的であり伝統文化であり、世界中で今お茶に対する関心が高まり、様々な文化をむすびつけています。

スウェーデンと日本の外交樹立150周年を記念して何か企画するとしたら何をしますか?

ノーベル賞授賞式の晩餐会で日本茶を出したいです!日本では特にノーベル賞は、スウェーデンに関して最もよく知られているものです。お茶は東西をつなぐものだと思いますから、いろいろなところから来た人が出会うのに最適な、象徴的な行事になると思います。

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